オンラインコミュニティサービスの開発・運営を手がける、株式会社エイプリル・データ・デザインズ (本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル)は、クラウド問診ツール「問診ナビ®」の一般患者向けデモバージョンを公開することをお知らせします。
『問診ナビ®』にはチャット形式で親しみやすい一般患者向けユーザーインターフェースが用意されています。
『問診ナビ®』はクラウドで動作する問診アプリで、ベテラン総合診療医の思考をシミュレートする臨床推論アルゴリズムを搭載しています。
今回公開する『問診ナビ®』の一般患者向けデモバージョンは、導入クリニックの患者が自宅から問診をして結果を電子カルテに転送したり、将来は一般の人向けに広く使って頂くことを目的としたサービスの画面イメージを実際に体験して頂けるものです。
■『問診ナビ®』一般患者向けバージョンの特徴
『問診ナビ®』を患者自身が操作する場合は、順番に問診に答えていく一問一答形式の画面を利用頂けます。
スマートフォンのような画面が小さなデバイスであっても読みやすく、余分な情報に惑わされることも少なくなるように設計されています。
また、キャラクターの表示や、チャット風のインターフェースなど、親しみやすいデザインになっています。
■ 医療職向けの『問診ナビ®』画面
『問診ナビ®』の医療職向け画面では、ディスプレイの横幅に応じて複数カラムに展開された問診画面を採用しています。
問診がどのようなステップで進んでいくか、全体像を把握しやすいため、臨床推論の学習にも適しています。また、質問者の意図によっては、後からの質問を先に聞いたり、前の質問に戻って聞き直したりする自由度もあります。
■ 単一ライセンスで両方のインターフェースを利用可能
クリニック版『問診ナビ®』を導入して頂いた場合でも、受付および自宅で患者自身による操作が中心なのであれば、一般患者向けユーザーインターフェースでお使い頂くことができます。
また、主に院内での利用で、施設職員が患者から聴取しながら入力するケースが中心であれば、医療職向けユーザーインターフェースをお選び頂くのが便利です。
■ 予約システムとの連携で患者の負担を軽減
患者が自宅で『問診ナビ®』を入力し、予約システムと連携することで、更に患者の負担を軽減することができます。
患者は体の調子が悪い時、自分のスマートフォンやタブレットで、いますぐ病院へ行くべきか、しばらく様子をみていいかの判断ができます。病院へ行く必要がある場合は、web予約システムから診察時間の予約をすることで、予約された時間にクリニックに行けば、電子カルテに転送された問診結果を見ながらすぐに診察が受けられます。
『問診ナビ®』により、患者の待ち時間と院内感染のリスクを低減し、医師の負担を大幅に軽減することができます。
■ 一般患者向けデモバージョン公開のお知らせ
『問診ナビ®』の一般患者向けユーザーインターフェースを体験して頂くために、風邪症状に限定した機能を公式サイトにて公開致します。
風邪(ウィルス性上気道炎)の典型的な症状である「発熱」、「寒気」、「鼻水」、「のどの痛み」、「咳」について問診することができ、風邪以外の疾患が隠れていないか、緊急な医療機関の受診が必要かどうかのトリアージが可能です。
また、『問診ナビ®』 の結果をプリントアウトやメール送信などで、医療従事者に提示することで、自分の病状を医師が理解しやすい言葉にして伝達することができます。
デモバージョンをご利用頂くためには、利用規約への同意が必要です。
『問診ナビ®』は、ユーザー様ご自身の判断の参考としていただくアドバイスを行うもので、 医療行為(診察や服薬指導など)ではありません。
自己の責任において医療機関の受診や救急車の利用を判断してください。
デモURL:https://monshin.me/cold_demo
『問診ナビ®』の医療従事者向けデモをご希望の医療機関様は、弊社までお問い合わせください。
『問診ナビ®』は、月額会員制のクラウドサービスです。契約期間中は、随時最新バージョンにアップデートされます。
- 『問診ナビ®』に搭載している『臨床推論アルゴリズム』は、筑波大学総合診療科の前野哲博教授(同附属病院副院長、日本プライマリケア連合学会副理事長)の協力・監修を受けております。
- 『問診ナビ®』は、利用者様ご自身の判断の参考としていただくアドバイスを行うもので、 医療行為(診察や服薬指導など)ではありません。
- 本プレスリリース掲載の画面はすべて開発中のものです。